京都の古本屋・本屋・書店、世界文庫。 店主、古賀鈴鳴。

きょうも新しい1日。

日曜日で、ほんじつはお天気にもめぐまれ、「 世界文庫 」は、大盛況でした。
有り難いことだなと思いました。




せんじつの台風の日、雨でシャツもびしょびしょになりながら、「 新聞で見て 」と言って、来てくださった、年配の男性の方。
また、きょうも、来てくださりました。

前回は、ひととおり、店内を見て回った後、話しかけて来てくださったのですが、よく聞き取れなかったので、かけている音楽も消して、声を聞きました。
その方の、喉のところをよく見ると、何か、弁のようなものを入れていらっしゃったので、喉を大病されて、息がもれて、声が出にくいのだな、と思いました。
同じことを何度も言ってもらわなくてすむよう、会話に集中しました。

お孫さんに、これから会いに行くのだけど、絵本を買っていってやりたいのだが、どんなのがいいだろうか? と、相談してくださりました。
男の子であること。今度、1年生になること、など聞きました。

台風で、その時間は、他にお客さまも少なかったので、ゆっくりお話しながら、いろいろな絵本を、おすすめさせていただきました。
いろいろ見ていただいて、「 これを 」と、1冊、とても楽しそうな絵本をお買い上げくださりました。

きょうも、1時間くらいかけて、ゆっくり絵本を、ていねいに、吟味されていました。
きょうは、お客さまも多かったので、レジの時くらいしか、私は、お話できませんでしたが。
せんじつの絵本は、お孫さんどうでしたか? と、尋ねましたら、こぼれるような笑顔で「 すごい喜んでたから、きょうも買っていってやろうと思って・・・来ました 」と、ものすごくうれしそうに、一生懸命な声で言ってくださったので、私も、なんだか泣きそうになるくらい、とてもうれしくなりました。



お店をやっていますと、いろいろなお客さまが来られますし、いろんなことがあって、書いたり書かなかったりもします。

きょうのできごとは、お店をやっていれば、前に来てくださった方がまた来てくださった、というような。
べつだん、ふつうのことなのですが。
なぜだか、とてもうれしく、こころにのこりました。

その、年配の男性のお客さまの、私には見えない、時間のことを想像します。

「 世界文庫 」という本屋さんを始めて、よかったなと、また思いました。

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