京都の古本屋・本屋・書店・学校、世界文庫。店主、古賀鈴鳴。

詩 をひろう。

きょうも新しい1日。

せんじつは。
京都の、お店の店主・アーティスト、などの中心メンバーから構成されている、漂着物ひろいものチーム6人で、車で、琵琶湖へ。
レイク・コーミング。

湖岸に流れ着いている、いろんなものをひろって、美を発見する。
山に行って探したりもする。
そんなことを、ときどき、集まってやっている。

作品の一部にしたり、ディスプレイ・インテリアにしたり、いろんなものに、変化する。

兎に角、好きな集い。

すごく、素敵な、遊び。



センスもよく、ストイックなひとたちが集まっているのがいい。
遊ぶのなら、本気で遊びたい。
時間ももったいないしね・・・って感じでよい。

天気もよく、陽射しも、車中の音楽も、風の感じも素晴らしかった。

集中して、なにかないかな、と目をこらして、見ていると、感覚も研ぎ澄まされてくる。

だから、結構、へとへとになる。

疲れたら、みんなが探しているのを横目で見ながら、ぼけっと、みずうみや、波や、ゆうぐれや、樹を眺める。

何も考えない。
ぷかぷかと、随分、洗いざらしに表れ、漂流し、漂泊して、漂白された、白いきれいな球が、湖面、波紋の上に。

そういうものをひろって、じっと眺める。

そこで考える。

なにを考える。

「 あなたはどこから来て、どこへ行くのですか? 」

はい。

それは・・・。

詩 のような感じなのかもしれない。

自分にとっては。



しぜんって、いいな、って、当然のことを、実感・体感するのも、いいんですね。



「 物 」だけじゃなく、いろんなものを。
いつも、ひろって、帰っている気がします。


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