京都の古本屋・本屋・書店・学校、世界文庫。店主、古賀鈴鳴。

デザイン → 果たしたい目的( 夢 )の実現

きょうも新しい1日。

ロックバンド「 ウラニーノ 」のボーカルの山岸賢介さん。
せんじつ。ツアーのオフ日で京都に遊びに来たと、「 世界文庫 」にぷらりと寄ってくださりました。


古賀鈴鳴は、音楽関係のアートディレクション・デザインのしごともたくさんさせていただいていますが、「 ウラニーノ 」も、メジャーデビュー( 2009年 )以降のすべての、シングル、アルバム、web も、担当させていただいています。

サウンド面のプロデュースは、昨年、お亡くなりになられた、自分も尊敬している、佐久間正英さんだったのですが。
佐久間さんも、自分も、このバンドのことがすごく好きなので、肩入れしてきました。
なので、彼等の音楽、もっと広めたいな、と、ずっと考えています。



「 世界文庫 」の近辺を案内して、ごはんを食べに行ったりしながら。
ちょっと、ひさしぶりに、山岸さんと、ゆっくり、いろんな話。
ウラニーノは、来年、結成 15 周年とのこと。
節目、楽しみです。

「 じゃあ。いろんないいバンド誘って、フェスやりましょうよ ! 」とか。
「 ( 某人気音楽家の方に )3 曲プロデュース頼んでみましょうよ ! 」とか。
「 こんな映像も撮って、ネットにアップしていきましょう ! 」とか。
他にも、どんどん、古賀の、得意の、無茶ぶり的な( ? )アイデアを、話したり。

でも、ここだけの話。
古賀の、無茶ぶり的なやつ( ? )を、ほんとにそのまま実践していったひとたち( アーティスト、事業主さん、ミュージシャン、デザイナー、作家さんたち )は、実は、結構みなさんいい結果が出ていて、人気ものになってたりするんです。
・・・ここだけの話( ? )でした。



その場の思いつきの、アイデアのように言ってますが。
普段から、自分に関わってくださるひとたちのことは、自分事のように、びっくりされるぐらい、ものすごく考えているので・・・。

私は、あるひとが社会の中で、果たしたい目的( 夢 )があるなら、どうしたら、それが実現できるかを考えるのがデザインだと思います。
そして、それが自分のもっとも得意なしごとです。

例えば、名刺 1 枚。
お店ならショップカードの 1 枚でも。
フライヤーの 1 枚でも。
手を抜くか、ちゃんと目的に見合ったものが、作られているか。
考えられているか、何も考えられていないか。

・・・見るひとが見れば。もう、そこで、決まってきてしまう。

たくさん他にもある中、“ 特別 ”と、思ってもらわないと、反応していただけない。

厳しいようですが、デザイナーの自分は、世の中って、そういうものなのだと思っています。

だから、現状より、よくなりたい場合は。
きちんと、考えてくれるひとに、デザインは、依頼した方がよいと思うのです。

face_2015_07_09