京都の古本屋・本屋・書店、世界文庫。 店主、古賀鈴鳴。

◯最近の植物芸術。

◯最近の植物芸術。

愛知県美術館「 芸術植物園 」展に行ってきました。

よいキュレーションでした。
古今東西のボタニカルアートが、いい意味でごちゃ混ぜに。
有名無名問わず、質のよいチョイス、絶妙でした。
現代的で、ピンとくる構成。
そもそも、展覧会のテーマ自体が、いまの時代に、馴染んでいますよね。




お店というものもそうですし、美術展も。
セレクト、並べ方、意図、空間・・・。
編集といいますか、デザインといいますか・・・キュレーションなんですよね。
それを、あまり、「 どうだー ! 」的な感じは出さずに、地味にもなりすぎないよう、訪れたひとにとって、いい空間になってるのがいいと思うんです。

なんだか、ものすごい当たり前のことを書いてしまいました,・・・。
( お店はひとである・・・とかは、勿論、大前提、わかった上で書いてます )



この間、観に行った、動員は多そうな、とある別の美術展の展示のことを、最近、ちょこちょこ考えてしまうのですが。
それが、ざんねんながら、ほんとに、見せ方が、鈍くて、よくなかったんですね。
広い会場も、素通り、ほんの、10分くらいで観終わりました。
楽しみにしていただけに、余計、ざんねんに、思われました。
自分にやらせてくれたら、もっとうまくいくのに・・・などと、思ってしまいました。

ただ、なんとなく並べてるだけで、何の工夫も意図も感じられないような不親切なものでした。
そういうのって、いまどき、お客さんには、結構、わかられちゃうんですよね。
( 勿論、なるべく余計なことはしないで、ただ並べているだけの方がいい場合もあります )

ポスターやカタログ、宣伝物の制作だけでなく。
美術展の展示構成自体も、もっと、アートディレクターやスタイリストや編集者、或いは美的感覚に秀でたお店の店主さんとかがやる機会が、もっともっと増えてもいいのではないかな・・・と、昔から思っています。

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