京都の古本屋・本屋・書店・学校、世界文庫。店主、古賀鈴鳴。

きょうも新しい1日。
 
ゆうべは、写真家、中川正子さんの京都個展「 ダレオド 」の、オープニングレセプションへ。
誘っていただいて、世界文庫アカデミーの生徒たちとうかがってきました。
 
 
きのうのレセプションでも、少し、写真集ができるまでの背景を、来ていた方たちにトークショウ形式で。
出版元の方と、とても丁寧に説明されていました。
 
正子さんは、セカアカの先生をお願いしているので、この1年、頻繁にやりとりしたり、話したり、たくさんの濃い時間をご一緒している。
 
その付き合い方は、「 セカアカ 」という、たくさんの「 個人 」の集まりのことを、私の想いを的確に理解して、正子さんも相当想ってくださっているから。
それは、とても本気だし、真っ直ぐで。
ものすごいエネルギーで、私にも、セカアカ生、ひとりひとりにも、接してくださる。
 
「 ああいう女性に、大人になりたい 」
正子さんの授業を受けた、セカアカ生は、口々に、そういうことを言っていました。
 
( セカアカの先生は、私が思う、かっこいい大人の人に頼んでいます )
 
 
「 伝えること 」。
おそらく、本来、裏方的な職業であるはずの、正子さんや、私が、もうちゃんと、表に出て。
ひとりひとりに、自分の言葉で伝えていかないといけない。
それしかないし、それが、( 大人の )「 責任 」なのかもしれない。
・・・と、そういう風に、別に確認しあったわけではないけど、言動に現れているとするなら、そうなのかなと思う。
( 3.11 の後に、お互い東京から移住した頃に出会ったりと、思ってることが近いところがそもそもある )
 
ここまで書いて、全然、写真展のことにふれていないけど。
( 写真は、勿論、良いですので、ひとりひとり感じてほしい )
中川正子という人に、もし会える機会があるなら、例えば、写真展はその良い機会ですね。ぜひ、会いに行ってほしいです、と思う。ほんじつ、3/2 から、始まります。
 
 
写真集の中の言葉に「 わたしは、ひかりを集めたい。」って書いてあるけど。
彼女こそが、「 光 」だと、私は思っております。
 
 
中川正子写真展「 ダレオド 」
3/2(金)- 31(土)
火曜~金曜 10時 – 20時
土曜 10時 – 17時半
( 日曜・月曜・祝日 休 )
 
ワコール京都・入場無料
会場 → http://www.wacoal.jp/studyhall/gallery/event/article79500