皆川明さんのお話
きょうも新しい1日。
世界文庫の【 世界棚 】セレクターのおひとりでもある、ミナペルホネンの皆川明さんのトークショーを聞きに、大阪のD&DEPARTMENTへ、行ってきました。
知り合ってから、13年くらい経ちますが、思えば、そういう公の場での(?)、お話を聞くのは初めてでしたので、楽しみでした。
早めに会場に着いたので、座って聞こうと思って、椅子を確保しようと思っていたら、皆川さんがひとりでぶらぶらしてらして、お話していたら、完全に会場が満杯で、ぎゅうぎゅうですとの情報が・・・・・・・
立ち見でぎゅうぎゅうとか、嫌だなあと思って、微妙な顔をしていたら、「 鈴鳴さんもトークショー参加したら? そしたら座れるよ 」という無茶ぶり。
「 いやいや。おまえ誰やねん? 的なつっこみの視線が大阪のお客さまから、来ますよ 」と、有り難く、お断りさせていただきました。
でも、いつか、そのうち、うちでも、対談はおこがましいですが、皆川さんになにか、秘密のイヴェント(?)をやっていただけたらいいなあと思っています。
そして、トークショーは、なんというか・・・・・・素晴らしかったです。
とつとつと話される、ほとんどのことばが、しずかにきらめく、詩のようでした。
昔から思っていることですが、ものすごく、真っ当な方。
やわらかくて、真っ当。
真っ当すぎて、いまの世の中の基準からしたら、かなりショックな存在なんですね。いい意味で。
それに、唖然としたり、驚愕したり、うなずいたり。みんな好きになったりするのだと思います。
ああそうか。
“ 服作り ”、“ ファッション ”という名の、詩をやられているひとなのだったなあ、と、きょう、あらためてまた思わされました。