京都の古本屋・本屋・書店・学校、世界文庫。店主、古賀鈴鳴。

ダライ・ラマ14世の講演会に行ってきました。

きょうも新しい1日。

せんじつの日曜日のお昼から、ダライ・ラマ14世の講演( 聞き手: よしもとばななさん )を聞きに行ってきました。
( それで、その日の「 世界文庫 」のオープンは夕方からなのでした )
京都の国際会館にて。精華大学の45周年記念の講演会でした。


ダライ・ラマさんについて、映画、映像を観ていたり、本を読んだりしていましたので、それで、自分が思い描いていた像と、お話を聞いていましても、まったくぶれがない御方でした。

これは私が思った、偏った感想かもしれませんが。
ユーモアたっぷりに話されたり、自分で言ってることに自分で一番うけて大きな声でしょっちゅう笑ってらっしゃる姿に。
なによりも、自分の“ 生 ”をエンジョイなさっているお姿に、一番、励まされるというか、感銘をおぼえました。

例えば、それがくすりとも笑われない、超生真面目な印象のダライ・ラマさんだったとしても、私は、真摯で素敵な方だな、と思ったかもしれませんが。
ダライ・ラマさんの身に起こった、今までの歴史・事件を、自分は、映像や読んだりした情報としてですが知っていて。
「 それでも朗らかに笑っている 」。
“ 笑っていられる ”ということ、その空気、その態度、在り様に、一番衝撃を受け、凄みを感じました。

よしもとばななさんの最初にお話されたスピーチも、とっても感動し、すっと、自分の中に、はいってきました。
そのお話の中の、何節かのことばを、きっと、自分は、ずっと、おぼえていると思います。

( 写真は、講演後に、国際会館の前で撮った夕空の写真。多くのひとが空を見上げていました )

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