京都の古本屋・本屋・書店・学校、世界文庫。店主、古賀鈴鳴。

誰のお店 ?

きょうも新しい1日。

京都シティも、大雪で真っ白です!
しかし、おしごとの都合等で、きょうしか来れない方もいらっしゃると思いますので、「 世界文庫 」は、予定通りオープンします。
このあと、15:30 – 18:00。



当店は、せんじつの祝日もオープンでした。
この日は、天気よかったですが、そんなにいつもいつも、満員のお客さまなわけはありません。
そんな日もありますよ。と、ゆっくり、お客さまとの会話を楽しんだりしていました。

期間中は、幅広く。絵本ファンの方が、たくさん来ていただけて、私も知らなかった情報などもいろいろ教えていただけて、すごく勉強になります。
特に、中欧やロシアの絵本や作家については、「 そもそも、何故、詳しいのですか??? 」ということに、興味が湧きます。

日本、および英米の絵本は、こんにち、いくらでも情報は手に入れられますが。
ソヴィエト・冷戦時代のロシアの絵本、作家についての情報をどこで入手してらっしゃるのかが、とても気になって、いろいろ教えていただいたりしました。

ほんとに絵本が好きなんだなあ、という方たちと、“ 絵本 ”を巡る、熱い会話に花が咲きます。
たくさん質問します。
「 まったく知らない 」ということがあることが、私は、楽しくてしようがないです。
いくらでも訊きたいし、知りたくて、たくさん質問します。



そうこうしていると、しかし、途中からは、続々とお客さまが来ていただけて。
また、お店の中が、ずっと、入りきれないくらいのたくさんのお客さまで賑わいだしました。

全員の方とは、一度にお話できないので、何度か来てくださっている方に話しかけたりしていると、初めてのお客さまも、おかしいところでは笑って。それはこうなのでは? と、話に、すっと入ってきてくださります。

琴線になにかひっかかるような、本を探していただけて。
楽しかった、また来ます。と、うれしそうに帰られます。
また来てくださいね。と、私もうれしそうに言います。

ほんとに使い古された、誰もが言ってきたようなことですが、私もそう思っています。
実感します。
「 お店というものは、お客さまがつくってくれるものだ 」、と。

熱いです。毎日。

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