京都の古本屋・本屋・書店・学校、世界文庫。店主、古賀鈴鳴。

誰も踏みこめない場所。

きょうも新しい1日。

NYから一時帰国しているという友達。
あさ、mail が届いていて、「 古賀さんの文章読んでたら、会いたくなったから、きょう会ってくれるなら( 東京から )京都行きます 」と。


一時帰国していることも初耳だし、だいたい、NYに行くことも、急に決めてたし。
いつも、とうとつで、台風みたいなひとだなあ・・・と、思いながら。
まあ、でも、ひさしぶりに会えるのうれしいので、京都でお花見でもしよう、という話に。

台風は、新幹線で会いに来てくれました。

鴨川で寝っ転がって、星を見たり。
京都の地元のひとしか、なかなか行かないようなところを案内しながら、桜を見ながら、いろんな話をする。

京都・東京・NY とワールドワイドに、話ができるのが、とてもうれしい。
しっかり、「 日本という国のこれから 」をみつめて、冷静に思考できていて、行動できているひと。おもしろい。
国際人として、数年後、活躍する姿、目に浮かぶようです。

タクシーお見送りしてから。ビールを買って、また、ひとり、散歩しながら、夜桜見物。

今年は、何回、お花見できるかな。
たくさんできたら、いいな。



感受性の塊のような、アーティスト質のひとは。

受けとりすぎたり、受けとめすぎたり、敏感すぎたりして、生きること自体に、支障が出やすい。
だからか。
こころの中、誰も踏みこめない場所がある。

なんらかの理由があり。もしくは理由はなくても、
自分が、その聖域に、入らないとならない時は。

理解を超えた理解 を感じれるよう、目を閉じて。耳をすます。
雑音はいらない。
そのひとの、ほんとの音だけをつかみたい。

無心に。覚悟する。

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