京都の古本屋・本屋・書店・学校、世界文庫。店主、古賀鈴鳴。

【 ご報告 : 世界文庫アカデミー第1期生、卒業 ! 】

日曜日のコース C、Dクラスが、12月17日に。
土曜日のコース A、Bクラスが、12月23日に。
1年間、全講義を終えまして、無事、卒業となりました。

講師を引き受けてくださった、みなさま。
関わってくださった、みなさま。
かげながら、応援してくださっていた、みなさま。
どうも有り難うございました。
お世話になった方々、ご報告が、遅くなりすみません。

最後の授業は、校長であり、全員の担任である、自分の授業でしたが。
みんな、1年前からは、とてもよい顔になっていて、まるで「 別人 」でした。
話し方、態度、
「 夢 」への取り組み方、やりたいこと、仕事への姿勢。
もう、全然、別の人でした。
それは、ちょっと、言葉にしがたいほどの感動でした。

いろんな場所・スペースを各地で、完成させてくれた人もたくさん。
制作物も、数え切れないほど。
展覧会や、イヴェントもたくさん生まれ、行われました。

わずか1年前には、ひとつもなかったのに、今では、毎月、あたり前のように、セカアカ生の誰かが、セカアカ生同士でそれぞれの特長を活かしたコラボをしたりして。
なにかおもしろそうなイヴェントを、様々な場所で開催してくれています。



最初から、面談で、じっくり話を聞いて。
積み重ねた時間。
それこそ、夢みたいな日々だったのでしょうか。
それから、毎週のように、つぶさに見て、関わってきた、自分にはよくわかります。

最後は、すべてのクラスに、長い手紙を書いて。
その手紙の中で、ひとりひとりにメッセージを贈りました。

自分とその人しか知らないことも結構あって。
職場のことや、心のことや、家庭のことや、過去のことや。いろいろな相談事。
みんなの人生。
4クラス、約100人、それぞれとの、対話 。

笑ったり、泣いたり。
こんなによい人たちが、集まったのが、奇跡だなと、最初から毎週のように思っていました。

振り返ると、目の奥には、まぶしい光だけが蘇ってきます。

忘れられない、思い出もいっぱいできました 。

この、1年を経て。
きっと、今後、人生のいろんな場面で、新しく出逢う人たちにも。
セカアカ1期生の人たちは、それぞれの場所で、好かれ、興味をもたれる、面白い活動をしている存在になるのだろうな・・・と、確信できました。
ちょっと、それが・・・かなり胸にきてしまって、大人になって、自分は、一番くらい泣いた日と、なりました。
( 生徒のみんなも、驚くくらいに、泣いてたみたいです )
幸せなことです。



修了の日から。12日ほど経ってしまっていますが。
これを、ここに書いてしまうと、本当にすべて終わってしまうようで。
毎週のように、濃ゆかった時間が終わった、生徒のみんなの気持ちも想像したりすると。いや、自分の心情も大きいですね。なかなか書けなかった、というのが、本音のようです。

それくらい、愛せる人たちが、第1期生になってくれたこと。
とても、幸せです。
有り難うございました。



最後になりましたが、天国で見守ってくださっていた、長友啓典先生、友人の細江くん。
ため息をついてしまいそうな時は、2人の顔が浮かびました。頑張ろうと思えました。
どうも有り難うございました。