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◎カンミトコ / Kanmitoko
( イラストレーター )
食べて笑っておしゃべり大好きなイラストレーター。
子ども二人と旦那さんと和歌山で暮らしています。Instagramで、一日一絵をつづけています。
「 これからの新しい働き方? 私のなにかしたい!このままでいいのかな? 」という気持ちを知ってたの?と、思うぐらいのナイスなタイミングで。
SNSで、「 世界文庫アカデミー 」( 以降、セカアカ )に出会い。
これはもう通いなさい!ということだと、すぐに、応募のメールを送っていました。
イラストレーターとして活躍したい ! と思って入学しました。
セカアカの1年間で得たことは、たくさんあります。
どの先生も面白くて。授業があった日は、アドレナリンが出まくるので、夜寝つくのが大変でした。笑
先生方からのアドバイスはすぐに実行。
古賀鈴鳴校長がよく言われていて、私も大好きな言葉「 素直&ラブリー 」。
四方良しについて教えてくださったことも、普段の仕事のときにもよく考えるようになりました。
岡戸絹枝先生の授業では「 みんな折れてる! 」の名言。「 心折れたことなんてたくさんあるし、うまくいかないことなんてたくさんあるよ。そのたびに強くなるから 」って。岡戸先生のあの笑顔でおっしゃられた言葉は、しんどくなったときのお守りです。
憧れの絵本作家の荒井良二先生や、編集者の安達薫先生に会えたこと。
「 わざわざ 」の平田はる香先生や、「 graf 」の服部滋樹先生の授業は、娘と一緒に聞きたかったと思いました。
惣田紗希先生や、「 ソトコト 」編集長の指出一正先生の授業の後には、自分の住んでいる地域のことをもっと大切に考えていきたいとも思うようになりました。
・・・他にも書ききれないくらいたくさんあります。
なかでも、曽我部恵一先生の授業では、「 早くイラストレーターとして結果を出さないとと、焦りがつきまとってます 」と、その時の悩みを、思いきって打ち明けると。先生は、「 100%イラストレーターで生きていくことが重要じゃないよ。稼ぎのうちの何%かだけでも、好きなことをして生きていけるわけだから。焦らなくても大丈夫 ! 」と、言っていただけました。
思わず、ホッとして泣いてしまいました。
大学時代憧れていた、サニーデイサービスの曽我部先生に自分の悩みを打ち明けて、その答えに泣く日が来るなんて。
あの頃の私に、教えてあげたいと思った神回授業でした。
それから。
一緒に笑って、一緒に悩んで、他の人には今まで話したことがなかった目標や夢について。話しあえる仲間に出会えました。
仲間が、この年齢になってできるなんて思っていなかったので、ほんとに楽しかったです。
「 話しても話しても時間足りないですね 」って言ってくれたとき、まったく同じことを思っていたこと。
自分より20歳も年下のクラスメイトと、最後の授業のあと一緒に電車で帰ったとき、別れ際に「 ミトコさん好きです 」「 私も大好きだ 」「 相思相愛ですね 」・・・なんて、青春な会話をして、さよならしたこと。
宝物のような時間を過ごせました。
お互いの作品や企画を、自分ごとのようにお互い喜び合っているのを見て、仲間に恵まれたなあと、感謝であふれています。
当初は、漠然と、イラストレーターで食べていけたらなあと思っていましたが。
セカアカで学ぶうちに、私は私が今いる場所で人生を楽しみながら、自分のイラストを通じて人とつながっていきたいと思うようになりました。
仲間のやりたいをイラストで応援したいし。雑誌やCDジャケットのイラストなども描いてみたいですし。やりたいことがたくさん浮かぶようになって、きりがないです。笑
私には、中学生の娘と、小学生の息子がいますが、セカアカにはママさん生徒たちも、たくさんいらっしゃいました。
子どもたちにも、母親が学んでいる姿、楽しんでいる姿を見せることができたことも、よかったなあと思っています。
ママ同士で、子育ての話をするのも楽しかったです。
私がセカアカで学んだことを家で語り、イラストを毎日描き続けることで。
家族もどんどん応援してくれるようになり、私にとっては、今がセカアカに通う時だったんだ。遅いことなんて全然ないんだな、と思いました。
実際に娘は、セカアカの仲間と一緒に京都で遊んだこともありますし、和歌山まで会いに来てくれた仲間と、うちの家族で一緒に過ごしたこともあります。
娘は、セカアカの人はみんな優しいね。それにやってること面白いね。と、自分も仲間のように私のセカアカ友達のことを、ちゃん付けで呼んでます。
これからセカアカで学ぼうと考えているみなさん、ママさんも、パパさんも。
たとえば、子育てをしながらでも、「 やってみたい 」という気持ちがあるなら、やれます!
私がそうでしたから。
あの時、セカアカに入る!と決めた自分をほめてあげたいですよ。
何歳になっても勉強、学ぶことに終わりはないのだと思いました。
これを読まれている、次の4期生になるみなさんとも、お話できる日が来るといいなあと思っています。
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◎蜷川 瞳 / Ninagawa Hitomi
( 動画クリエイター )
モーショングラフィックの動画広告を制作しています。
小さい頃からの憧れで、「 いつか映像の世界で活躍できる人になりたい 」と思っていました。
ですが、心のどこかで「 自分には無理だろう・・・ 」と諦めようとしていて、でも諦めきれない、もやもやとした状態をずっと繰り返していたときに、「 世界文庫アカデミー 」と出会えました。
多種多様な分野で活躍されている先生方の授業が受けられること、そして様々な夢をもった生徒の皆さんと交流しながら学べることは、刺激になるだろうと思い入学を決めました。
セカアカで学ぶ1年間で、動画のお仕事をたくさんできたことが、凄く嬉しかったです。
当初、住んでる場所が京都から遠かったので、入学をまだ迷っていて。
ガイダンスに参加していた段階なのに、セカアカの先生たちや、その後も古賀校長からも、すぐにお仕事の依頼をいただけたことに、とてもびっくりしました。
そして、その制作した動画を見て、興味を持っていただけた企業さんともお仕事できたことも自分の自信へとつながりました。
動画を喜んでもらえると本当に嬉しくて、なんでもっと早く行動しなかったんだろう・・・と、入学前の迷っていた自分に教えたいくらいです。
そして、セカアカ同期のみなさんが、私の活動を一緒に喜んでくれたことも嬉しかったです。
自分の活動を誰かに褒めてもらえたり、応援してもらえたことで、活動する楽しさが、より増していったように思います。
クラスも越えて、同期の方々と、お互いのやりたいことについて話す時間がいつも楽しくて、日常もなんだか柔らかく見えてきて、仲間と話す時間が、いつのまにか私の楽しみになっていました。
心に残っている授業はたくさんありますが。なかでも、絵本作家の荒井良二先生の授業は、はじまりからおわりまでずっとワクワクする授業でした。
尊敬する方に自分の作品を見てもらい、そしてコメントをもらえるなんて嬉しすぎました。
そして、先生がずっと楽しそうにお話されている姿がとても印象的で、授業を通して、やっぱり自分の好きだと思うことをして人生を過ごしていきたい、と強く思えた時間でした。
もし、セカアカの入学を迷ってらっしゃる方は、私がそうだったように。ひとまず、ガイダンスに参加してみてはどうでしょうか。
入学前に、先生や他の生徒さんと交流することは、あなたの決断の手助けになると思います。セカアカの雰囲気を肌で感じてみると、入学後のイメージがより鮮明に想像できるのでおすすめですよ。
私は、セカアカの空気感がすごく心地よくて、すぐに入学を決めていました。
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◎古賀瞭子 / Koga Ryoko
( ゲストハウス紡 )
人と人、人とモノとの縁を紡げるような場所「 ゲストハウス紡 」をオープン予定です。
私は、将来は、ゲストハウスのような。家庭でも仕事場でもない、誰かの第三の居場所になるような・・・あたたかくて、偶然出会った人たちが自然と交流できるような場をつくりたいと考えていました。
ただ、その「 将来 」というのは、私の中では近いようでまだまだ先のような。具体性を持つものではありませんでした。
でも、「 世界文庫アカデミー 」に1年間通う中で。
「 将来 」をより近いものに、明確に意識できるようになったと思います。
思い返すと、ゲストハウスと出会ったのは大学四回生のとき。
教員採用試験を受けるために、長野から京都に出てきて初めて泊まりました。
共有スペースで初めて出会った人たちとおしゃべりをして、ご飯を食べて、いろんな境遇や経験をもっている人たちとの交流がとても面白く感じて、試験がある度に泊まっていました。そこで友達になり、まだ付き合いがある人もいます。
自分でもそういう空間をいつかつくりたい・・・と考え始めるようになりました。
大学を卒業し、ある学校で教員として働くようになりました。
しかし、そこはかなりブラックな職場環境だったので、一生同じ働き方はできないなと思っていました。
「 働き方を変えたい 」という願望と、「 でも、辞めたとして私には何が残るのだろう? 」という想い。辞めてしまってもなんの仕事にも就けないのではないか・・・という不安が行ったり来たり。
結局7年間もつづけていました。。。
思い悩んでる中、立ち寄った本屋さんで、セカアカの3期生募集のフライヤーをみつけました。
私にとって、運命だと感じました。
「 これだ!」と思い、入学を決めました。
セカアカの学びで役立ったのは、「 小さくてもいいのでまずは始めてみる 」ということです。
古賀鈴鳴校長の授業で、「 もしも1Kの我が家がゲストハウスだったら 」というフリーペーパーを作りました。
「 今のお家で実際に、集まれる場所をやってみればいいんじゃない? 」というリアクションをいただきました。
そこで、SNS で発信してみると、思った以上に反応が返ってきて、実際に、クラスメイトも他クラスの方も、来てくださったのです。
最初は、うちで、一緒にご飯やおやつを食べたりおしゃべりをしたりして楽しんでいましたが、アルコールインクアートのワークショップを始めてからは、アートも楽しみの一つにして来てくださる方が増えました。
また、イヴェントスペースを借りて「 泊まれないゲストハウス紡でゆんたくを 」というイヴェントを、セカアカ生とコラボして、何度も開催できたことも嬉しかったです。
一人でやらなくてもコラボすればどんなことだってできる・・・という大切なことも教わりました。
セカアカのコミュニティは、優しく柔らかいです。
身近に頑張っている仲間がいることで、自分も頑張ろうと思えるし、そしていつだって応援してくれます。
一緒に頑張る仲間がいるという環境があることは、とてもありがたいことでした。
どの先生の授業も魅力的で、学ぶことがたくさんありましたが、共通していたことに「 つづけることの大切さ 」、「 やりたいことのイメージを具体的に強く描く 」ということがありました。
小さくてもいいから活動を始め、つづけていくこと。
写真家の中川正子先生の授業での、夢を具体的にイメージしヴィジュアル化したこと。
それを指針にして、私のゲストハウスが本当にできるまでつづけていけたらと思っています。
他のセカアカ生の企画したイヴェントにも参加してみると、自分にはなかった視点や工夫がたくさんありました。
センスの良さに思わず感嘆すると同時に、羨ましさも感じてしまうような気持ちも生まれるけれど、本当に素敵なので、その度にたくさん学ばせてもらっています。
それと、ZOOMも含め、授業後やイヴェント後のお茶の時間も楽しくて。
京都の良さげな喫茶店やご飯屋さんは、大抵、セカアカ生から教わりました。
そこで交わされる何気ない会話から、活動へのヒントやアイディアをもらったり、背中を押してもらえることがたくさんありました。
古賀鈴鳴校長の「 それ、めっちゃいいね、やってみようよ! 」や、クラスメイトたちの「 実際にやってみたら面白そう! 」の言葉には、本当にたくさん励まされました。
みんなとてもポジティヴ、なんでも面白がってくれます。
自分ではこんなので企画になるのかな?というものでも、全力で楽しんでくれる方たちなので、挑戦への意識のハードルが、いい意味でだいぶ下がった気がします。
自分でも、まさか1年後に、今みたいになっているとは思いもよりませんでした !
入学した頃は、「 私が、ZINEを作る? イヴェントの主催? いやいや、やったことないのに無理無理!」だったのに。あれよあれよという間に、主催イヴェントができるまでになりました。
「 セカアカマジック 」です。本当に。
世の中の、悩んでいる人、迷っている人たちにも、是非、この「 セカアカマジック 」にかかっていただきたいです。
セカアカにはいつも楽しんでくれる仲間がいます。
背中を押してくれる先生がいます。
迷っているなら、自分が楽しそうと思う方に進んでみましょう。すなわち入学ですね!笑
きっと1年後のあなたも、今とは大きく違うはず。
今は何をしていきたいのかはっきり定まっていないとしても、最後の授業の頃には「 私はこれがしたいんだ ! 」がみつかると思いますよ。
「楽しそう!」が、たくさん散りばめられた日々になりますように。
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★世界文庫アカデミー、次の第4期の生徒募集期間は、~ 2022 年 1 月 11 日(火)までです。詳細は、右の【 学校紹介 】のページから。