世界文庫アカデミー
 

Special issue 05
卒業した、第1期生の感想 その 3 上塚 麻理恵 / 吉村 哲也 / ユゲ

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◎上塚 麻理恵 / Uetsuka Marie
( 保育園経営・保育士・地域交流イベント「 なぎつじSKIP 」主催 )

京都・山科の、「 椥辻こども園 」の経営をしています。
以前は、「 宝塚歌劇団 」で、舞台監督を 14 年間勤めていました。
https://nagitsujiskip.localinfo.jp


上塚

私は、仕事場である、自分のところの保育園を舞台にして。
さまざまなイヴェント、ワークショップを企画したいなと思っていました。
「 町のみんなが、こどものお父さんであり、お母さんだよね 」っていう指針で・・・保育園を中心として、楽しい町づくりができたらいいなと、そう思っていたんです。
また、独身の方や、こどもを持たない方たちも巻き込んでの、多世代交流の場を設けること、こどもの造形、異文化交流、フリーペーパー、子育て支援カフェ、子供向け演劇企画、保育士の楽しい働き方改革、本を作ること・・・などなど。
たくさんのことにも興味があったので。
それを実現するヒントがいただきたいのと、豪華な講師陣にも惹かれて「 世界文庫アカデミー 」の入学を決意したのでした。

セカアカでは、誰よりも親身になってくださる、古賀校長をはじめとして、ユニークで斬新な刺激とアイデアをくださる講師の皆さま、そして何より同じような感性を持った、優しくも頼もしい仲間と出会えました。
入学時の「 夢 」であった、保育園での、地域交流イヴェント「 なぎつじSKIP 」の vol.1を、私主催で、秋に開催することもできたんです。
講師の方々の「 それはいいね 」という後押しや、クラスメイトたちも「 協力するよ 」と、言ってくださったりして。
おかげさまで、ドキドキしながらも、夢の第一歩を踏み出すことができました。
予約も sold out 、たくさんの方が参加してくださり、大成功でした !
自分のやりたいことを、ここまでフォローしてくれる学校は、他にないんじゃないかと思います。( 「 なぎつじSKIP 」は「 こどもも大人も思わずスキップしちゃうような楽しい町づくり 」というコンセプトで、今後もおこなっていく予定でいます )

私は実家の保育園で働くまでは、勤め人でしたので。アラフォーで大きな夢を語るわりには、自分でイヴェントなど立ち上げたことがなく・・・セカアカに入学してなかったとしたら、日々の雑務に追われて、夢を叶える気力も湧いてなかったんじゃないかな、と思います。
いたって普通に、毎週、セカアカで出された宿題をこなしたり( 楽しい宿題です )、授業に参加しているだけで、自分の夢がどんどんブラッシュアップされていき、夢を実現するための、具体的なやり方、方法もわかってきました。
セカアカでの1年間は、講師の皆さまが、ユニークかつ個性的で。
毎回、「 なるほど! 」や、「 ズキュン! 」という、印象的な言葉があったので、記録にも残しておきたく、自分の Twitter( @marieha100 )に、毎回ミニ感想文をアップしていました。よろしければ参考になさってください。( そう。SNS についても、セカアカに入らなければ、その活用法自体わからなかったように思います )

思い返せば。古賀校長の、第 1 回目の授業で。みんなでパソコンのモニターを、寄り添って、くっついて囲んで観たことが、セカアカの原点のような気がしています。
春に、セカアカのみんなでお花見の予定の日も、あいにくの雨で台無しと思いきや・・・急遽、教室の中で、みんなで桜の絵を描いて壁に貼って、パーティーをしたりとか。
「 ウィットに富んだ人生を歩む 」といういうこと。
毎日を積み重ねていく上で、とっても贅沢なことを学んだのではないか、と思っています。

セカアカの第 2 期生を考えている皆さんには。
セカアカで、心の奥底で眠っていた「 夢のようなもの 」が、知らぬ間に、叶っているかもしれませんよ。( やってる途中は、夢中でわからないのですが。後から「 あれれ? いつの間にか最初の授業の時に考えていたことが、全部叶ってるぞ ?! 」と、なっていました )
それに、気の合う仲間もできたりして、セカアカ関連のイヴェントが、毎週のようにどこかで開催されるので、参加したり、関わったりして、リア充にもなれます。笑。
憧れの先生にも、覚えてもらえたり、名刺交換させてもらったり。放課後に、一緒に飲み行くこともあったりとか、仕事を依頼されたり、コラボさせてもらえることもあったりして !
普通の学校に比べて、かなりのアットホーム。かつ、スピーディーに、みんなのやりたいこと、「 夢 」も進行していきます。
すごく面白い 1 年間だったので、ぜひ。オススメします!

※「 なぎつじSKIP 」のフリーペーパー。制作も、出演・出店もセカアカ仲間に、ご協力をいただきました。

※「 なぎつじSKIP 」のフリーペーパー。制作も、出演・出店もセカアカ仲間に、ご協力をいただきました。



※「 椥辻こども園 」の近くの田んぼで開催した「 なぎつじSKIP 」vol.1の様子。みんなで焼きイモを焼いて食べました。

※「 椥辻こども園 」の近くの田んぼで開催した「 なぎつじSKIP 」vol.1の様子。みんなで焼きイモを焼いて食べました。



※「 なぎつじSKIP 」では、田んぼでライブも。地域の老若男女、セカアカ仲間もたくさん参加していただき、ハッピーな1日でした。

※「 なぎつじSKIP 」では、田んぼでライブも。地域の老若男女、セカアカ仲間もたくさん参加していただき、ハッピーな1日でした。




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◎吉村 哲也 / Yoshimura Tetsuya
( 絵描き、絵のある本と雑貨の店「 クマヒコ書房 」店主 )

絵を描いています。
フリーペーパー「 西陣スケッチ帖 」を発行する傍ら、絵に関する本を扱う古本屋「クマヒコ書房」としてイベントなどに出店しています。
https://twitter.com/tokino28


※初個展「 西陣スケッチ帖展 」の会場で。

※初個展「 西陣スケッチ帖展 」の会場で。



今ともっと違う働き方がしたい ! もっと違う生き方がしたい ! と、思っていたところ。
「 世界文庫アカデミー 」のフライヤーを見つけました。
まだやりたいことがはっきりしていなかったのですが、古賀校長に送ったメールの返信に書いてあった「 やりたいことを見つけたい方も歓迎しますよ 」という言葉に背中を押されて、入学を決めました。

はじめのうちは、なかなかやりたいことも定まりませんでしたが、講師のナカムラクニオ先生の授業でのワークショップがきっかけで。
どうせやるなら小さい頃からずっと憧れがあった「 絵を描く 」ということをセカアカにいる間に、精一杯やってみようと決めました。
その後、古賀校長の授業で、フリーペーパーをつくる課題があり、もともと個人経営のユニークなお店を巡るのが好きだったので、世界文庫がある京都の西陣界隈のお店や見どころを、イラスト付きで紹介するフリーペーパー「 西陣スケッチ帖 」をつくって、お店などに置いてもらうことを始めました。
フリーペーパーという人に渡すものができたことで、自分の活動に興味を持ってもらいやすくなり、実際、たくさんの人とつながりができました。その後も発行を続け、SNS でも情報発信していると、西陣のまだ行ったことがないお店の方からも「 うちにも置きたい 」という声を少しずついただけるようになり、自分の個人的な活動が社会と結びついていくのを感じて、嬉しくなりました。
そして、発行を続けていると、あるお店の方に「 うちで個展をしませんか? 」と声をかけていただきました。
いつか展示とかもできたら良いなあ・・・と、思っていたのですが、こんなに早くそのときが来るとは思ってもみませんでした。

ある日の授業で、古賀校長が言われた「 どんな小さなことでも、やってみたら何かが変わるかもしれない。もちろん変わらないかもしれないけど、でも何もしなければ全くの 0 ( ゼロ )です。無です 」という言葉が心に残っているのですが、とりあえず面白そうだと思ったことは何でもやってみよう、と心掛けて過ごしてきた結果、本当にそのことを実感した 1 年になりました。

今後は、より個人的な内容の絵の制作にも、もっと力を入れたいという気持ちが強くなってきたので、描き続けてそれをかたちにしていきたいです。
セカアカでは、どんな夢であれ真剣に受け止めてくださる先生方がいて、そのために協力しあえる仲間もたくさんできます。
2 期生を考えているみなさんも、自分の心の声によく耳を澄ませ、よい選択をしてください。

※自分で製作。「 クマヒコ書房 」のロゴ。

※自分で製作。「 クマヒコ書房 」のロゴ。



※「 西陣スケッチ帖 」の、第8号。

※「 西陣スケッチ帖 」の、第8号。



※セカアカCクラスのイヴェント「 やねうらマルシェ 」にて、クマヒコ書房の出店風景。

※セカアカCクラスのイヴェント「 やねうらマルシェ 」にて、クマヒコ書房の出店風景。



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◎ユゲ / yuge
( グラフィックデザイナー )

デザインのしごと、イラスト描きます。
手紙を書くような距離感で、温度を感じるものづくり。京都在住。
※現在勤務の会社の事情で、屋号のみでの掲載


※私も出店参加した、セカアカCクラスのイヴェント「 やねうらマルシェ 」。

※私も出店参加した、セカアカCクラスのイヴェント「 やねうらマルシェ 」。



私は、デザイナーとしての仕事の激務で身体を壊してしまったことをきっかけに、きちんと生活を大切にしながら、自分に合ったペースで、デザインの仕事を続けていく方法を見つけたい・・・と、考えていた時、「 世界文庫アカデミー 」の募集を発見し、これだ! と、思い決めました。

校長の古賀さんの紹介で、他のクラスのアクセサリー作家「 ハップヒントン洋物店 」のブランディングを、まず、担当させてもらいました。それを見た、別のセカアカ生の方たちからまたデザインの依頼( 展覧会や、イベントフライヤー、名刺制作など )をいただいたりと。どんどんお仕事がつながっていったことが、大きな収穫でした。
少しずつですが、自分の目指すお仕事の形が実現できたことが、本当に嬉しかったです。
また卒業前にクラスメイトと、マルシェを開催して、自分の作ったものを自分自身で販売できたことも大きな経験でした。

セカアカでは、どの授業も印象深いのですが、中川正子先生の「 夢の叶え方 」の授業では、「 夢は具体的に現実にしていけるんだ 」と実感できたり、惣田紗希先生は、まさに自分が理想とするようなデザイナーの働き方をされていたので、憧れを憧れのままで終わらせたくないな、と大きな刺激になりました。
また、イイダ傘店の飯田先生の「 人にきちんと頼る / 理想の人たちに頼られる関係に 」、岡戸絹枝先生の「 人にどう思われたいか考えても意味がない 」という言葉も印象的でした。

セカアカは、授業を受けてその場で完結するのではなくて、現実に地続きで、普段の仕事などの、日常にもきちんとフィードバックされるので、夢の学校という以上に「 夢を現実にする 」学校だなと思います。
また、なにより、年齢も仕事も目指す場所も考え方も進むペースも違うけれど、その違いを心地良く思える仲間ができたことが、一番大きな収穫です。
先生だけではなく、生徒同士も、普通に生活しているだけではおそらく出会わなかった方達と、出会えたのも大きな魅力の一つでした。
毎回の授業で、自分が何者で今何を考えているのか・・・とことん自分と向き合うことと、人にきちんと伝える力を同時に鍛えられました。
大人数がいる場への苦手意識も、少なくなったような気がします。

少しでも今を変えたい気持ちがある方なら、本当におすすめします。
きっと、 1 年後には、入学を決めた自分を褒めたくなると思います。

※セカアカ仲間の、アクセサリーブランド「 ハップヒントン洋物店 」のフライヤーデザイン。

※セカアカ仲間の、アクセサリーブランド「 ハップヒントン洋物店 」のフライヤーデザイン。



※セカアカ仲間の名刺をデザイン。一枚一枚、マーブル模様が違う仕様にしました。

※セカアカ仲間の名刺をデザイン。一枚一枚、マーブル模様が違う仕様にしました。



※「 やねうらマルシェ 」で販売した、私のZINEやポストカードなど。

※「 やねうらマルシェ 」で販売した、オリジナルのポストカード、ZINE など。