まだお店もないのに、ファンが全国にいるカフェをつくる !?

（ 架空の、ある授業風景 ）

たとえば、この学校に、通ってるひとの中に。
将来「 カフェ 」をやりたいというひとがいた、とします。


いきなり、やったことないのに、お店を始めるのもあれなので。
まずは、試しに【 古賀鈴鳴の世界文庫 】を 2 週間、場所を貸しますから、やってみれば ?

じゃあ、その、カフェの、いい感じの名前をみんなで考えましょうか ?

（ たとえば、カフェ「 くじら 」という名前に、決まります ）

じゃあ、ふつうだとおもしろくないので。
お願いして、講師の【 御菓子丸の杉山早陽子さん 】の和菓子も限定で、出させてもらおうよ。
将来「 本屋 」をやりたいひともいたから、そのひとには、カフェ「 くじら 」の隅っこに、本の小さな棚を作って、選書してもらおう。
飲み物とか、メニュウは、【 山フーズの小桧山聡子さん 】に相談しよう。

「 洋服 」をつくってるひともいたよね ?
カフェ「 くじら 」の、かっこいい制服をつくってみません ?
【 sneeuw の雪浦聖子さん 】に、見てもらって、アドバイスもらおう。
手伝いたいひとには、交代で、ウェイトレス、ウェイターをやってもらおう。

器とか、お茶の出し方とかは、【 SIONE の河原尚子さん 】にアドバイスもらって。
フライヤーとかコースターとかの絵を、誰か描きたいひといるかな ?
じゃあ、【 「 食器と食パンとペン 」のイラストレーター、安福望さん 】にアドバイスしてもらおうか ?


web をつくれるひともいたから、デザイン周りは【 K2 の長友啓典さん 】にアドバイスもらって。
販売用のカフェ「 くじら 」グッズもつくっちゃう ?
バンド「 cero 」のツアーグッズとかもデザインしている、【 惣田紗希さん 】に相談しよう。
グッズのおもしろい展開方法は、【 いか文庫さん 】に相談できるね。

小物とかつくってるひとは、なにか、限定っぽい手作りのものとか、つくって、売ってもいいかもね。
カフェ「 くじら 」とコラボしようよ。

せっかくだから、記録写真も、たくさん撮っといて、ZINE （ 小冊子 ）をつくろうか。
そういうの、編集とか、デザインとか、してみたいひといたよね?　やってみたいひといますか ?
写真は、【 中川正子さん 】に相談したらいいね、教えてもらおう。写真好きなひとは、立候補して。

編集は、「 つるとはな 」編集長で「 クウネル 」の創刊編集長でもある【 岡戸絹枝さん 】、「 オンクル 」編集長の【 安達薫さん 】に見てもらおう。
文章書いてみたいひとは、はい、挙手してください。

そもそも、最初にいろいろグッズとかつくるお金がないなら、【 CAMPFIRE の家入一真さん 】に相談して、クラウドファンディングで、資金集めるところから挑戦してみようか ?

ある夜は、【 永原真夏さん 】にお願いして、カフェ「 くじら 」で、特別にアコースティックライヴやってもらうとかは ?
ライティングとかも工夫して、素敵だよね。
その夜の、特別メニュウも考えよう。

よし、じゃあ、2 週間の、カフェ「 くじら 」に、たくさんひとが来てくれるような、告知方法を、みんなで考えてみましょうか。
SNS もうまく使いたいね。
将来、お店やりたいひとは、とっても、参考になるよね。

◯

京都の「 世界文庫 」でやった、カフェ「 くじら 」。
すごいたくさんひとが来てくださって、すごかったね・・・。うれしかったね。


好評みたいだし、東京の【 ナカムラクニオさんの「 6次元 」 】でもやらせてもらえないか聞いてみる ?
大阪の 【 服部滋樹さんの「 graf 」 】でもやらせてもらえないかな聞いてみようね。
お二方とも、めちゃくちゃいいアドバイスくださると思うよ。

京都・東京・大阪と、カフェ「 くじら 」の全国ツアーだね。

全国ツアーして、できあがった ZINE は、勿論、「 世界文庫 」でも販売するし。
全国の、いい本屋さんに置いてもらうようにしよう。
全国には、いろんなお店があるけど、どういうお店に置いてもらったらいいか、リサーチしようか。

それで、たくさんの人に知ってもらって。

ものすごい人気でちゃったら、どうする ?
カフェ「 くじら 」。
まだお店もないのに、全国で、なぜだか、知られちゃってるの。

じゃあ、本当にお店をつくるなら、いい物件探してもらえるように、不動産プランナーの、【 岸本千佳さん 】に相談しとこう。
来年くらいに、ほんとにオープンできるようにしといてさ。

しかし、お店もまだないカフェだったのに、いきなり全国に、ファンになってくれる方がたくさんいるとか・・・、そういうのおもしろいよね。

というか。
そういうのって、「 革命 」っていうんじゃない ?

※注　この記事は、第１期生の時の講師陣で作成されています。