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( 本文より一部抜粋 )
「 グラフィックデザイナーの長友啓典は、京都をイギリスの歴史ある地方都市に例える。『 ビートルズがリバプールから出たように、京都では伝統に反発し、前衛的な若者が出てくる 』
典型として挙げるのが、西陣織で栄えた街にある古書店「 世界文庫 」の店主、古賀鈴鳴。」
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ビートルズ・・・だいすきなので、恐れ多いですが。
自分なりの、新しいフィーリングで。
様々なプロジェクトに関わらせていただいて、少しでも、世の中が、楽しく、うつくしく、よくなっていけばいいなと思っています。
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「 世界文庫 」は、この、10月で、4年になります。
京都・西陣・鞍馬口エリアの楽しさを広報し、盛り上げたり、新しいお客さまたちを集客したり。
「 街づくり 」にも、少なからず貢献できているのでは・・・と、少し自負できるようになってきました。
この4年。多分、「 世界文庫 」は、書店では、全国でもトップクラスなくらい、様々なメディアに取り上げていただいてきました。
全国の様々な自治体や行政、団体の方からも、存在や動きに、気付き始めていただいているのか。
近頃、ようやく、ご相談や、お問い合わせをいただけるようになってきました。
これからが、楽しみです !
「 本 」というものは、世代も趣味嗜好も、超えて、コミュニケートできるものですから。
「 人に集まってもらう 」こと、「 街づくり 」に、ものすごく相性がいいものだと思います。
小さくても、最強の「 いい本屋 」か、「 図書館 」がひとつ生まれれば。
その街は、がらりと変わる、と、私は確信しています。
よい「 空間 」、よい「 時間 」、よい「 関係 」を作ることが、自分にとっての「 デザイン 」です。
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「 世界文庫 」には、10代、20代の、お客さまもたくさんみえられます。
よく思うのですが。
若いひとたちは、ほんとに、「 ばかばかしいような大きな夢 」を語ろうとしてはくれません。
自分の知る限り、ほとんど、そういうひとには出会えません。
そういう世の中が、私には、ぜんぜん、おもしろいと思えませんし、すきではありません。
若いひとたちにも、「 未来 」を見せてあげられること。
それが自分にとって、テーマのひとつに掲げたいことでもあります。
「 世界文庫 」は、ずっとあたためてきて、もうすぐローンチできる、新しいプロジェクトがあります。
それは、「 未来 」が見えてくるようなプロジェクトです。
もし、少しでも私の考えに、共感していただけましたら。
どうぞ、みなさまにもお力添えをお願いできたら、と思っております。